卵巣年齢検査の費用や効果は？

女性は誕生したときに約200万個の卵子の元を持って生まれてきます。
そんなにあれば月経時に1個なくなる計算とすれば、いつまでも子供を産む事が出来るのでは？と思われるかもしれません。

しかしながらこの卵子の元は日々自然消滅していて、月経が始まる頃には残りの数が約20～30万個まで減ってしまいます。

それから減少する事が止まる事は無く、月に1回の生理でなんと約1000個も減ってしまうのです。
そして、この生まれ持った数や減るスピードは一人一人によって変わってくるのですが、卵巣年齢検査をする事で残りを知ることが出来ます。

卵巣年齢検査はアンチミューラリアンホルモン(AMH)とも呼ばれ、どれほどの卵子がまだ残っているのか？という事が数値的に見て取れるために、年齢だけの不確かな判断ではなく、現状を知る事が出来ます。

ちなみに一般的に50歳前後に閉経すると言われていますが、人によっては20代や30代でも閉経します。
※食事や生活環境が悪い場合は早くなりがちです。

卵子は年齢と共に古くなり、20代前半が過ぎると妊娠する可能性が低下していくと言われているため、大昔は一般的であった10代の頃から結婚し子供を産む事は正しかったと言えます。

卵巣年齢検査は基本的には婦人科で受ける事ができ保険適用外の為、自費となりますが15,000円～可能です。
時間も血液をチェックするだけなので、検査時間自体は非常に短い時間で終ります。
病院によって結果がわかるまでの日数が違いますが、大体1週間～2週間ほどで結果が出ます。

まだ二人とも若く、これからの人生設計で子供が必要と思っている方には有効な検査です。
※高齢出産になる方にはオススメしません。理由は最後に書きます。

まだまだキャリアウーマンとして働きたいし、子供はちょっと仕事が落ち着いてからにしたいと考えていたら4～5年経過してしまい、それから子供を作ろうとしたら出来なくなっていた・・・となったのでは手遅れです。

AMH値が年齢より低かったからと言ってがっかりする必要はありませんし、年齢より若いからといって安心しきってしまうのも間違いです。
低いから妊娠できない、高いから必ず妊娠できるという事ではないのです。

この他にも卵巣の状態なども関係してきます。
外食を減らして自炊で健康的な食事をするだけでも随分変わって来ます。
健康に気遣う事が結果的に子宝にも恵まれるのです。

これから妊娠したいのであれば、厚生労働省が推奨している合成葉酸は摂取するようにしましょう。


＞＞厚生労働省が推奨する合成葉酸【ベルタ葉酸サプリ】

若い方は資金的に今子供を作ると困る・・・という場合もありますので、大よその妊娠タイムリミットを知る上では有効な検査と言えるでしょう。

しかし、既に高齢出産になるという方が受けに行く必要はないと管理人は思います。
それは科学では計り知れない部分は人体にはあるからです。

実際、男性側・女性側の妊娠可能かどうかの検査を病院で行い、『９９％無理です』と言われた方が"自然妊娠した"という例を目の当たりにしているからです。

まずはその方の体験談をお読みになってから決めて欲しいなと思います。

Ｆさんの妊活体験談

高齢出産のリスク　に戻る