仕事が忙しかったり、社会の構造上あまり人と関わらなくても仕事が出来てしまう職場も増えているため、所謂コミュニケーションがあまり得意でない方(コミュ障)が増えている事は間違いありません。
そこでいくつかの結婚相談所などは、親のみが参加する交流会を実施していたりします。
今回はこの代理お見合いの危険性に付いて物申したいと思います。
より自主性が無くなる
子どもの喧嘩や幼稚園の行事など、何でもかんでも親が出てくる時代になってきました。
親が勝手に結婚相手を決めてしまい、親同士の話が合うから結婚しなさい・・・となってしまっていては、結婚する気持ちがあったとしても、気持ち自体が無くなってしまう可能性もあるでしょう。
もし強引に結婚させたとして、結婚後はどうするのでしょうか?
デートに誘う時や、キスをするタイミングなども親が口を出すのでしょうか?
子供を作るタイミングも指示を出すのでしょうか?
様々な手順をショートカットしているため、まともな結婚生活はまず送れないでしょう。
こんな環境で生活している子供夫婦から産まれた子供がまともに育つ訳が無いのです。
きっかけを作ってあげる事は大切ですが、やり過ぎは後々後悔する事になります。
お互いの絆があまり無い
お互い愛し合って結婚したからこそ乗り越えられる困難もあります。
それがいざという時に”どうせ親が決めた相手”という気持ちがどちらか片方にでも湧き出ればおしまいです。
もしかしたら、喧嘩の内容にもまた親が口を出す事になるかもしれません。
こんな事では親が死んだ場合どうするのでしょうか?
お互い責任の取れない結婚をするべきではありませんし、更に子供を作るなんて問題外です。
子供が子供を作るとはまさにこの事です。
成人とは名ばかりの子供を作らないためにも、親が過度に婚活に参加する事は避けましょう。
子供に嫌われる
自分の子供が私の事を嫌いになるなんてありえない!!と思うかもしれませんが、多くの場合は強引に結婚させようとする親を嫌いになっています。
当たり前の話です。
自分のタイミングでやろうと思っていたり、まだ時期じゃないと思っている事に関して口を出されたら誰でも不機嫌になります。
結婚どころか、家庭内の関係が崩壊する恐れもあるのです。
『なんでうちの子はこうなってしまったんだろう・・・』と嘆く親も多いですが、そのように育てたのは親です。
親が変わらなければ子も変わりません。
二人で変わるように努力する必要があるのです。
まとめ
結婚したいと思っていない我が子に結婚させたい理由はただ一つ。
老後の面倒を見て欲しい他ありません。
言葉が表すとおり、”面倒”な事をやらせるためなのです。
このような考えだから結婚も遠のいているという事実を受け止めましょう。
そうすれば結婚はさほど遠くありません。
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