御持たせでもすべり知らずの絶品シナモンロール
何やら調べたところ、御持たせで手作りお菓子を持っていくのはあまりよろしくないのだそうです。
それはお味が皆さんのお口に合わなかった時に気まずいからだとか。
でもあえて手作りシナモンロールを持って、しかも姑にぶつけて行く明美は攻めの嫁なのです。
前回姑にお越し頂いた際にお出しした「みたらし団子」を褒めて頂いたので、ここは一気に攻め込んで明美の料理スキルをごり押しするしかありません。
こんなにウキウキでブログを書いているところから、この作戦が成功した事は皆さんお分かりだと思いますが、もう少しお付き合い下さい。
お昼過ぎにシナモンロールが完成し、即夫の実家に向かいました。
到着直後に姑から
「いい匂いがするわね~あら明美ちゃん、もしかして何か持ってきてくれたの?」
と、ナチュラルにこちらが出すタイミングを作ってくれるお義母様・・・大好きです。
まだ、オヤツには時間が少し早かったんですが、直ぐにコーヒーを入れて頂いて、義父・義母・夫・明美の4人で頂きました。
義父・夫「美味しいなーこれ!」
二人はワイルドに手づかみでパクパク食べていました。
洗い物をお義母様としている最中に、義父から
「お前はいい嫁さんもらったな!」
と背中を叩かれているところを明美は見逃しませんでした。フフッ
気分が良いので本日もレシピの紹介です。
■シナモンロール(10個分)■
<材料>
・強力粉 300g
・牛乳 150cc
・ドライイースト 小さじ1
・砂糖 30g
・バター 60g
・溶き卵 1/2個
トッピング
・バター 適量(塗りたいだけ)
・シナモンパウダー 適量(振りかけたいだけ)
・グラニュー糖 適量(甘くしたいだけ)
<作り方>
STEP① 生地作り
(1)お鍋にバターを入れ、弱火で溶かす
ゆっくり弱火で溶かしていきましょう。
(2)バターが溶けたら牛乳を追加する
人肌程度になるまで温めます。
※沸騰させてはいけません
(3)ボウルに移し、ドライイーストと砂糖を加え混ぜる
ドライイーストを入れて混ぜてから、砂糖を入れて混ぜてください。
ダマが無くなるまで混ぜましょう。
※ゴムベラが写っていますが、泡立て器に持ち替えてください。
(4)強力粉を少しずつ加えて混ぜる
4~5回に分けて少しずつ混ぜていきましょう。
始めは泡立て器で混ぜる事が出来ますが、段々生地が硬くなるので最後は手でこねて下さい。
(5)溶き卵を入れて再度こねる
粉っぽさがなくなるぐらい、しっかりとこねて下さい。
もし、溶き卵が多すぎてベチャベチャして生地がまとまらない場合は、強力粉を少しずつ足して調節しましょう。
STEP② 一次発酵
(1)生地をまとめて発酵させる
ひとつにまとめたら、ボウルに入れたままラップで封をし、2倍くらいの大きさになるまで30分~1時間くらい発酵させる。
重要なのは2倍くらいの大きさになる事です。
生地が乾燥しないためにもラップは必ずしてください。
これぐらいの大きさになります
生地が膨らむので、ボウルは大きめの物を使ったほうがいいです。
室内の温度が低いと発酵に時間がかかるので、暖かいところに置いてあげてください。
STEP③ 形成
(1)生地を長方形に伸ばす
手で押していけば広がります。
特に道具は必要ありません。
(2)トッピングを全体に塗り、ロール状に巻く
トッピングはバター⇒グラニュー糖⇒シナモンの順で塗りました。
(3)丸めたロール状の生地を10等分に切る
100円均一でも売ってるスケッパーを使えば簡単です。
はがれない様に巻き終わりは生地をつまんで引っ付けておきましょう。
STEP④ 二次発酵
(1)2回目の発酵を行う
乾燥しないようにラップをかけ30分くらいまた発酵させます。
ふっくらしてきたらOKです。
STEP⑤ 焼く
(1)オーブンで焼く
200℃に温めたオーブンで10~15分くらい焼きます。
今回は塗りませんでしたが、オーブンに入れる前に、生地の表面に溶き卵を塗りたい人は塗ってくださいね。
焼き過ぎないように注意してください。
(2)完成
アイシングを塗っています。
アイシングは粉砂糖にごく少量の水を入れて少し固めに溶きます。
それを表面に塗るだけで高級感と美味しさがグーンとアップします。
今回は御持たせ用なのでアルミカップに入れましたが、自宅で楽しむ場合は耐熱用のトレーで焼くのもいいですよー
出来立ては特に美味しいので是非試してみてください。