明美の実家にて


彼「必ず幸せにしますので、明美さんと結婚させて下さい!」
明美父「いいけど返品出来ないよ?」
明美母(ニコニコ)
彼「・・・!? 賞味期限切れになっても大事にします!」
明美父「ではお願いします」
明美母(ニコニコ)

これ着色無しですよ。
ウィットに富んだ彼なんです。
そんなところがよかったり(惚気)

こんなゆるい父と、笑いジワがクッキリ出来るほどいつも笑顔の母の元で育ったITお局こと明美も、ついに結納なんてやる事になりました。

そもそも結納にすら興味の無い私と両親は、顔合わせ程度の食事でいいんじゃないの?といった感じでしたが、彼のご両親が
「お嬢様を頂くので礼儀として結納の儀はしっかりやらせて頂きます!」
と意気込んだ様子だったので、結納は執り行われる事となりました。
世間ではBBAと言われる36歳の明美をお嬢様だなんて、彼のご両親は間違いなくお優しい方だと思います。オホホ。

 

結納とは?


将来的な結婚すなわち婚約の成立を確約する意味で品物などを取り交わす事とされています。
特にうちの両親なんかは気にしていませんが、家庭によっては結納を済ませないと嫁にあげる事は出来ない!と息巻く方もいるそうなので、未婚男性の方は必ず覚えておいて下さい。

結納品の種類
長熨斗(ながのし):のしアワビ。長寿をイメージし、おめでたい贈り物の象徴
目録(もくろく):結納品の品名と数量を記載。関東では長熨斗と目録は贈り物と数えない。
金包包(きんぽうづつみ):結納金をいれる。新郎側の結納金は「御帯料」、新婦側からの結納金は「御袴料」とも。
勝男節(武士)(かつおぶし):鰹節。男性の力強さをイメージ
寿留女(するめ):スルメ。末永く幸せを願うため
子生婦(こんぶ):昆布。子孫繁栄を表す
友白髪(ともしらが):白い麻繊維。白髪になるまで夫婦仲良く
末広(すえひろ):本来は男持ちの白扇と女持ちの金銀扇子の一対。省略されて白い扇子一本の場合も。末広がりの繁栄を願うため
家内喜多留(やなぎだる):酒樽。家庭円満をイメージ

wikiより

大体この9品目を結納品として用いるそうです。
水引で豪華に飾ってるためお値段は結構なものです。
高いのは何十万もするそうです。
高っ!!ぼったくり!

私達の場合は、のし・末広・結納金・家内喜多留・スルメ・コンブ・鰹節・友白髪・目録の9品目。
場所は料亭で行いました。

 

結納の儀開始


明美は中高生の時、お茶とお花を習っていたので着物を着る事は好きなのです。
その着物とは随分ご無沙汰だったのですが、久々に着てみるとやっぱり良いものですね。

成人式用に両親に買ってもらった着物を使わないのは勿体無いって事で、やや強引に36歳のBBAが若い子向けの柄を華麗に着こなすという暴挙はあったものの、結納は何事も無く無事終える事が出来ました。

お料理の方も明美の料理ほどでは無いものの、大変美味しゅうございました。
すいません嘘です。絶品でした。これからの主婦業に応用させて頂きます。

 

結納のはこんな感じでした。
家庭によっては仲人さんなんかも呼んで、かなりきっちりやる場合もあるそうです。

一応結納の儀なんてお堅い感じのネーミングですが、私達の場合、中身は正装してのお食事会でした。
皆さんも、もし厳かに行うことがありましたら男性はスーツ、女性はお淑やかな服装で儀式に望んで下さい。

さて、この結納金で何を買おうかしら??

バーキン ヒマラヤ

9,480,000円
バーキン ローズシェラザード

6,154,300円
バーキン グリフォンセ

5,480,000円

どれがいいかなー?
なーんて。

明美はこんなのが好み。

12,600円だから、記念に夫におねだりして買ってもらおう。
そもそも結納金なんだから家電買えって話ですよね。